健康管理

    ゴルフに行って救急車のお世話に! 2020年
 10月20日にゴルフに行ったが、プレイの途中から吐き気
がしたり頭がふらついたりしてきた。
 何とか午前のハーフは回ったが、午後は休憩していた。
 皆が上がってくる頃になっても一向に良くならないので
救急車で病院に運ばれた。
 検査結果は、特に異常は認められないとの事であった。
 翌日、近所の病院で再度診てもらったが、高齢者による
熱中症の前兆の模様であると診断された。
 かれこれ20年近くゴルフを続けているが、
こんな経験は初めてであった。
 

           2013年 大変な新年                    今年は新年早々から救急車のお世話になるハメになりました。
正月2日の朝6時頃に目覚めると猛烈なめまいに襲われ、
その上吐き気まで起こり止まらなくなりました。
 てっきり脳内出血ではないかと疑い救急車を呼びました。
 病院に運ばれるとすぐにめまいと吐き気防止の点滴を
されました。
 その場での検査では頭には異常がないので帰って安静に
するように言われ、まずはホットしました。 
 家に帰ってから安静にしていると夜にはすっかり
以前の状態にまで快復しました。
 4日に耳鼻咽喉科で診察してもらった結果、内耳と視覚と
筋肉からなる身体のバランスを保つ平衡機能には異常が
見つからないとのことでした。
 今回の原因は寝不足や疲労からくる一時的な自律神経の
乱れによるものだろうとのことでひと安心しました。
 若い頃から良かれと思ってやっている生活習慣でも加齢と
共に無理が生じていることもあり、見直す必要がありそうです。
 何れにしても2日には子供や孫たちが集まり新年を祝うこと
になっていたが急遽キャンセルするやら、この騒動で
テンヤワンヤした新年の幕開けとなりました。

                【2013・1・7記】



初手術体験記


 2009年(平成21年)は忘れられない年になりそうです。
 この世に生を受けてから70年近く、病知らずで健康その
もので生きてきたわが身に、ガン細胞を育んでいたとは
青天の霹靂でした。
 この体験記はわが生涯での忘れがたい記録として残すことに
しました。

発端は・・・
 9月に受診した健康診断でした。毎年市当局から案内が
来ていた健康診断も健康に対する自信過剰が災いして
3年ぶりに近くの町医者で受診したのでした。
 尿に血が混じっているようなので胃カメラ検査もすること
になりました。
 結果は炎症があり早期のガン細胞が見つかりました。
 医者から手術のできる総合病院を紹介するので、
すぐにそちらに行くようにと言われたのでした。

総合病院にて・・・
 紹介状を持って訪れたところ再度の胃カメラ検査や
大腸内視鏡検査・CT検査などを受診しました。
 大腸内視鏡検査は検査前に約2時間かけて2リットルの
腸管洗浄液を飲み、大腸を綺麗に洗浄しなければ
ならないのには往生しました。
 結果は大腸には異常が無く、他への転移も無くて
胃の粘膜だけの早期胃ガンであるとのことでした。
 したがって、この状態なら粘膜下層を内視鏡によって
切除することが胃の負担も軽くてよいだろうとの
医者の見解でした。

内視鏡による切除・・・
 
医者に全面的にお任せして11月4日に内視鏡による
切除が行われました。この間は麻酔がかかっていたのか
眠っている間に終わっていました。
 傷口が治るまでの1週間ほどは病院での食事療法が
中心となりましたが、胃は現状のままなので自覚症状も
無く、以前と変わらぬ健康状態に戻りました。
 しかしながら切除した粘膜の病理検査の結果は
全く予期せぬものでした。
 それは切除した境界付近までガン細胞が広がっており、
境界付近に残っている可能性もあるというショッキングな
ものでした。
 このままの状態で様子を見るか、思い切って胃の手術を
行うかよく考えて決断してくださいとのことでした。

胃の手術・・・
 これからガンの再発を心配しながら不安を抱えて生きて
いくのは耐えられないと思い、この際胃の手術を受けることを
決断しました。
 手術は傷が目立たない、痛みが少ない、腸の動きの回復が
早いなどのメリットがある腹腔鏡下手術という方法で
12月1日に行われました。
 傷は4〜5cm程度が1箇所、5〜10mm程度の穴が
5箇所ほどになり、出口側の胃約3分の2を切除するもので
時間はかなり掛かるとのことでした。
 朝9時に手術室に入ってから午後3時30分頃に終わった
ようですが、全身麻酔と硬膜外麻酔をかけて行われたので、
自分は眠っていて全く覚えていません。手術は輸血の必要も
無く、極めて順調に遂行できたと医者から説明を受けました。
 麻酔が切れても痛みよりもかゆみがある程度で日に日に
快復するのが判るようでした。
 食事も流動食から3分粥、5分〜7分粥、全粥へと進んで
いきました。
 手術の成功によってガン細胞も完全に切除でき再発の心配も
皆無となりました。
 そして手術からから9日目には無事退院することが
できました。
 退院後は健康状態はきわめて良好ですが、胃の切除による
食事のリハビリがはじめての経験だけに慣れるまでは色々と
苦労しました。

今回の出来事を通して・・・
 今まで病知らずで生きてきただけに、これからもこの健康
状態が続いていくという驕りがありました。
今回の出来事は一時立ち止まってわが健康や行く末を考える
良い機会を与えてくれたようです。
 そして健康診断の重要性も改めて認識させられました。
               


                       【2009・12・25記】
                                    



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