足立美術館の日本庭園


 真夏も終わり近く8月31日から1泊で足立美術館、出雲大社を経て世界遺産の石見銀山遺跡等山陰地方を巡ってきました。
 安来市出身の実業家・足立全康が地元に創設した足立美術館は横山大観をはじめとする膨大なコレクションで有名ですが、5万坪という広大な土地に造られた日本庭園はアメリカの日本庭園専門誌で2003年から連続して「日本一の庭園」として認定されているそうです。
 「庭園もまた一幅の絵画である」という思想のもとに色々なテーマの日本庭園が造られていますが、そのスケールの大きさに圧倒されると共に絵画的な感動を呼び覚まされます。
 ここでは庭園を中心にまとめてみました。
                    【2011・9・8記】




足立美術館入り口の歓迎の庭


創設者足立全康の「案内する足立翁」


苔を主体とした京風の雅な庭園「苔庭」







館内の窓がそのまま「生の額絵」に





背景となる亀鶴山に開瀑した高さ15mの人口の「亀鶴の滝」




周囲の庭との対比と洋風的な建物との調和を考え
和洋折衷の新しい感覚で造られた「池庭」





横山大観の名作〈白沙青松〉の持つ清澄なイメージを
日本庭園で表現すべく造られた「白砂青松庭」





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