関西花の寺めぐり・浄瑠璃寺


 関西二府四県にまたがる「花の寺」と称される寺院が集まって、関西花の寺二十五ヵ所霊場会が結成されています。関西花の寺のひとつ・浄瑠璃寺(京都府)を雨模様の3月14日に訪ねてきました。浄瑠璃寺は石仏の里として知られる当尾の緑深い静かな丘陵地にあります。庭園の中心にある阿字の池をはさんで三重塔が建つほうが此岸、本堂の建つのが彼岸として現世に浄土を作り上げています。三重塔には薬師如来が、本堂には九体の阿弥陀如来が祀られています。
                     【2015・3・15記】




浄瑠璃寺へ向かう道


参道には馬酔木(あせび)の花が満開


参道脇の早咲き桜


浄瑠璃寺の山門


鐘撞堂にはサンシュユの黄色の花


白梅越しの三重塔


池を挟んで日が昇る真東に国宝の三重塔
塔内には薬師如来が祀られており此岸とされる


国宝・三重塔


池を挟んで日が沈む彼岸に建つのが本堂
本堂には国宝の九体阿弥陀如来像が並ぶ



本堂の裏手の回廊から堂内に入る





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