2014年 読書録 | ||||||
NO. | 月 日 | 題 名 | 著 者 | 出版社 | 価格 | 所 感 |
1 | 1月13日 | 作家的時評集 2008−2013 | 高村薫 | 毎日新聞社 | 1800 | 新聞連載の時評・・・一般生活者の視点から鋭い考察 |
2 | 1月18日 | シャイロックの子どもたち | 池井戸潤 | 文春文庫 | 629 | 銀行内のトラブル時の人間模様をミステリアスに描く |
3 | 1月20日 | 男と女、なぜ別れるのか | 渡辺淳一 | 集英社 | 1200 | 男と女の色々な違いについての考察・・・ |
4 | 1月25日 | 熟れゆく日々 | 安部牧郎 | 徳間文庫 | 629 | 大阪万国博から昭和の終りを背景に描き、懐かしさに駆られ読了 |
5 | 1月27日 | 天使の棺 | 村山由佳 | 集英社 | 1500 | 20年前に書かれた「天使」シリーズの最終巻・・感動作 |
6 | 1月31日 | 爛らん | 瀬戸内寂聴 | 新潮社 | 1500 | 終末期を迎えた熟女の二人が過去を振る帰りつつ・・・ |
7 | 2月3日 | ロスジェネの逆襲 | 池井戸潤 | ダイヤモンド社 | 1500 | 半沢直樹シリーズの第3作、左遷された証券会社での活躍を描く |
8 | 2月5日 | 時代を見つめる目 | 寺島実郎 | 潮出版社 | 1400 | 21世紀の10年間を雑誌連載の論考をまとめる |
9 | 2月8日 | 原発ホワイトアウト | 若杉冽 | 講談社 | 1600 | 再稼働した原発がテロで送信塔を破壊されメルトダウンの危機が再発・ |
10 | 2月11日 | 銀行狐 | 池井戸潤 | 講談社文庫 | 533 | 銀行を舞台にしたミステリーの短篇集 |
11 | 2月13日 | 株価暴落 | 池井戸潤 | 文春文庫 | 552 | 連続爆破事件による企業・銀行・警察入り乱れての人間模様・・・ |
12 | 2月18日 | 最終退行 | 池井戸潤 | 小学館 | 1800 | 自己保存と出世欲を優先する銀行組織に立ち向かう副支店長の活躍ぶり・・ |
13 | 2月24日 | 播磨灘物語(上) | 司馬遼太郎 | 講談社 | 850 | NHK大河ドラマに関連して司馬遼太郎作黒田官兵衛を読み直す |
14 | 3月1日 | 播磨灘物語(中) | 司馬遼太郎 | 講談社 | 850 | 室町末期の乱世で群雄割拠の中から信長が頭角を表すまでを克明に描く |
15 | 3月6日 | 播磨灘物語(下) | 司馬遼太郎 | 講談社 | 850 | 信長の死から明智討滅に官兵衛備中からの大返しの活躍ぶり・・・ |
16 | 3月10日 | 天使の卵 | 村山由佳 | 集英社文庫 | 390 | 20年前すばる新人賞を受賞した天使シリーズの第1作を読み直す |
17 | 3月15日 | 天使の梯子 | 村山由佳 | 集英社文庫 | 457 | 天使シリーズ第1作から10年後の第2作、登場人物の恋愛模様・ |
18 | 3月19日 | ヘヴンリーブルー | 村山由佳 | 集英社 | 1200 | 「天使の卵」アナザーストーリー |
19 | 3月26日 | BT’63(上)(下) | 池井戸潤 | 講談社文庫 | 1219 | 現代に残る父の足跡を調べる息子と父の物語・・・ |
20 | 3月31日 | 終わらない原発事故と「日本病」 | 柳田邦男 | 新潮社 | 1400 | 「被害者の視点」からの安全対策の遅れを鋭く指摘・・・ |
21 | 4月9日 | 幕末史 | 半藤一利 | 新潮文庫 | 710 | 幕末から明治11年までの複雑な歴史を興味深く語り尽くす |
22 | 4月11日 | 新老人の思想 | 五木寛之 | 幻冬舎新書 | 780 | 高齢者が増加する一方なので新しい考え方を問う |
23 | 4月13日 | 蛇行する月 | 桜木紫乃 | 双葉社 | 1300 | 高校の同級生のそれぞれの人生を語る |
24 | 4月16日 | 銀行仕置人 | 池井戸潤 | 双葉社 | 1500 | 不正により責任を取らされた銀行員の名誉回復の痛快篇 |
25 | 4月26日 | 安倍政権10の大罪 政経外科]Y | 佐高信 | 毎日新聞社 | 1500 | お馴染み佐高信の政経外科の最新刊2014年1月発行 |
26 | 5月6日 | 阿川佐和子のこの人に会いたいH | 阿川佐和子 | 文春文庫 | 670 | 「週刊文春」連載の対談集の最新版 |
27 | 5月16日 | メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故 | 大鹿靖明 | 講談社文庫 | 905 | 3・11の原発事故後の政治家・官僚・東京電力などの動きを克明に描く |
28 | 5月21日 | 約束の海 | 山崎豊子 | 新潮社 | 1700 | 第1部完結後、著者が死去し未完で終わったのが残念 |
29 | 5月23日 | 喧嘩の勝ち方 | 佐高信・ 佐藤勝 |
光文社 | 1600 | 喧嘩に負けないための五つのルール、人物評等の対談 |
30 | 6月7日 | 関ヶ原 一 | 司馬遼太郎 | 文藝春秋社 | 1800 | 大河TV「黒田官兵衛」の関連で再読したくなり読了・・・ |
31 | 6月9日 | 楽園 | 花房観音 | 中央公論社 | 1500 | 京都を舞台に昔の遊郭に絡めて描く女性像 |
32 | 6月15日 | 関ヶ原 二 | 司馬遼太郎 | 文藝春秋社 | 1800 | 再読したが、初回以上に味わいながら読了 |
33 | 6月26日 | ありふれた愛じゃない | 村山由佳 | 文藝春秋社 | 1500 | 題名の通りタヒチを舞台にすさまじい恋物語・・・ |
34 | 7月1日 | 寂聴まんだら対談 | 瀬戸内寂聴 | 講談社 | 1400 | 作家たちとの本音の対談・・・面白し |
35 | 7月6日 | かばん屋の相続 | 池井戸潤 | 文春文庫 | 581 | 銀行員と取引先との関係をスリリングに描く |
36 | 7月10日 | 篠懸の遠い道 | 安部牧郎 | 講談社文庫 | 400 | 80年台を背景に女性の生き方を描く・・・再読 |
37 | 8月17日 | 司馬遼太郎対話選集6「戦争と国土」 | 司馬遼太郎 | 文春文庫 | 514 | 大岡昇平、鶴見俊輔、松下幸之助他との対談・・・再読 |
38 | 9月2日 | 司馬遼太郎対話選集5「日本文明のかたち」 | 司馬遼太郎 | 文春文庫 | 514 | ドナルド・キーン、山本七平ほかとの対話・・・再読 |
39 | 9月11日 | ゆるやかな生き方 | 五木寛之 | 実業之日本社 | 1200 | 最新の連載からのエッセイ集 |
40 | 10月1日 | 司馬遼太郎対話選集1「この国のはじまりについて」 | 司馬遼太郎 | 文春文庫 | 514 | 林屋辰三郎、湯川秀樹他との対話・・・再読 |
41 | 10月21日 | 空飛ぶタイヤ(上)(下) | 池井戸潤 | 講談社文庫 | 648×2 | タイヤ脱輪による死亡事故を巡るメーカー、警察署、被害者との争い |
42 | 11月2日 | 日本国の復権 論戦2014 | 櫻井よしこ | ダイヤモンド社 | 1400 | 保守派論客のコラム集・・・ |
43 | 11月12日 | 孤独の力 | 五木寛之 | 東京書籍 | 1100 | 孤独についてのいろいろな角度からの考察 |
44 | 11月22日 | 銀行仕置人 | 池井戸潤 | 双葉社 | 1500 | 謀られて責任を取らされた銀行員が経営者の不正を暴く |
45 | 12月4日 | 日中韓を振り回すナショナリズムの正体 | 半藤一利・ 保阪正康 |
東洋経済 新報社 |
1500 | ナショナリズムについて歴史的な観点から論じる |
46 | 12月17日 | 架空通貨 | 池井戸潤 | 講談社文庫 | 695 | 倒産した会社の娘とその教師が倒産のカラクリを暴く |
47 | 12月21日 | スケープゴート | 幸田真音 | 中央公論新社 | 1600 | 女性学者が総理大臣になる過程を通し政治の世界を鋭く描く |
48 | 12月27日 | 銀翼のイカロス | 池井戸潤 | ダイヤモンド社 | 1500 | 帝国航空の再建を巡って銀行と政府の対立、半沢直樹の活躍を描く第4弾 |