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2017年 読書録 |
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NO. |
月日 |
題名 |
著者 |
出版社 |
価格 |
所感 |
1 |
1月4日 |
人間の関係 |
五木寛之 |
ポプラ文庫 |
476 |
親子、兄弟、夫婦や友情、恋愛など幅広い人間関係を論じる |
2 |
1月16日 |
青春の門第7部朝鮮篇 |
五木寛之 |
講談社文庫 |
905 |
連載再開のニュースを知り再読する・・・興奮しながら読了 |
3 |
1月19日 |
「カエルの楽園」が地獄と化す日 |
百田尚樹・石平 |
飛鳥新社 |
1296 |
寓話「カエルの楽園」が現実になる日を予測し推測しながら熱い討論をする |
4 |
1月22日 |
ビジネスエリートの新論語 |
司馬遼太郎 |
文春新書 |
860 |
司馬遼太郎が本名で書いたサラリーマンについての人生講話・・面白し |
5 |
1月28日 |
青春の門第8部風雲篇 |
五木寛之 |
講談社文庫 |
850 |
週刊現代2月4日号から連載再開された。波乱万丈の物語だけに楽しみだ |
6 |
2月4日 |
とらわれない |
五木寛之 |
新潮新書 |
720 |
高齢者の視点から現代社会を観察したエッセイ集、「週刊新潮」連載 |
7 |
2月12日 |
どアホノミクスの正体 |
佐高信・浜矩子 |
講談社α新書 |
840 |
佐高信の本は興味あり、つい読みたくなるが今回は浜矩子との対談である |
8 |
2月16日 |
空海曼陀羅 |
夢枕獏編著 |
学研M文庫 |
657 |
10人の知者の空海に関する著書からのアンソロジー |
9 |
2月18日 |
心の嵐を青空に |
美輪明宏 |
家の光協会 |
1400 |
「家の光」に連載の人生相談をまとめたもの・・経験豊かな著者らしい回答 |
10 |
3月9日 |
関ケ原(上)(中)(下) |
司馬遼太郎 |
新潮文庫 |
各750 |
第21回菜の花忌のシンポジウムのテーマに刺激を受けて再読する |
11 |
3月13日 |
世界観 |
佐藤優 |
小学館新書 |
780 |
世界中で発生した事件について詳しく論じた「SAPIO」誌の連載もの |
12 |
3月20日 |
司馬遼太郎全講演〈1〉 |
司馬遼太郎 |
朝日文庫 |
660 |
再読 |
13 |
3月26日 |
大暴落 ガラ |
幸田真音 |
中央公論新社 |
1700 |
女性首相の新任早々に襲う豪雨や金融不安と立ち向かうスリルに満ちた物語・・・ |
14 |
4月4日 |
わたつみ |
花房観音 |
中央公論新社 |
1600 |
夢破れ故郷に帰った女性が故郷の生活に満足できず再び東京に出る物語 |
15 |
4月8日 |
文春砲 |
週刊文春編集部 |
角川新書 |
800 |
週刊文春がスクープを頻発して評判が良い裏側を編集長等が詳しく語る |
16 |
4月12日 |
無意味な人生など、ひとつもない |
五木寛之 |
PHP |
1000 |
お馴染みの人生についてのエッセイ・・・ |
17 |
4月20日 |
ルポ トランプ王国 |
金成隆一 |
岩波新書 |
860 |
トランプが勝利した背景を探るためかって栄えた工業地帯の荒廃ぶりをルポした |
18 |
4月28日 |
トランプ 大統領とアメリカの真実 |
副島隆彦 |
日本文芸社 |
1500 |
アメリカの国状、政界、社会状況等からトランプの当選を予告する・・・ |
19 |
4月30日 |
こんな朝日新聞に誰がした? |
長谷川煕・永栄潔 |
ワック |
920 |
朝日新聞の問題について記者が対談を通して明らかにする |
20 |
5月3日 |
どアホノミクスの正体 |
佐高信・浜矩子 |
α新書 |
840 |
2月に読了していたが安倍首相の問題点について鋭く追及する |
21 |
5月14日 |
作家的覚書 |
高村 薫 |
岩波新書 |
780 |
世の中の動きを的確に捉える時評集・・・非常に参考になる |
22 |
5月22日 |
蜜蜂と遠雷 |
恩田陸 |
幻冬舎 |
1800 |
クラシック音楽の魅力を文章力で虜にするとは凄いことと感動する |
23 |
6月5日 |
アキラとあきら |
池井戸潤 |
徳間文庫 |
1000 |
相変わらず面白く一気に読了する。経験済みの企業内の人間模様を描く |
24 |
6月9日 |
われらマスコミ渡世人 |
五木寛之・田原総一朗 |
祥伝社新書 |
800 |
こうして戦後を生きてきたという話題で本音をぶつけ合った非常に興味深い対談・・・ |
25 |
6月13日 |
司馬遼太郎全講演〈2〉 |
司馬遼太郎 |
朝日文庫 |
660 |
再読 |
26 |
6月18日 |
団塊の後 三度目の日本 |
堺屋太一 |
毎日新聞出版 |
1600 |
著者得意の未来予測小説・・・20年後の2026年の日本の姿を描く |
27 |
6月20日 |
「週刊文春」編集長の仕事術 |
新谷学 |
ダイヤモンド社 |
1400 |
最近話題になっている「週刊文春」の編集の秘密を明かす |
28 |
6月25日 |
「司馬遼太郎」で学ぶ日本史 |
磯田道史 |
NHK出版新書 |
780 |
司馬遼太郎の著書を題材に大変判りやすい日本史に導く |
29 |
6月30日 |
70歳!人と社会の老いの作法 |
五木寛之・釈 徹宗 |
文春新書 |
780 |
人生の終末期をいかに過ごすかについて宗教や死後の世界を論じる |
30 |
7月5日 |
病巣 巨大電器産業が消滅する日 |
江上 剛 |
朝日新聞出版 |
1600 |
東芝をモデルにした企業小説、トップの考え方ひとつで企業がいかに傾くか |
31 |
7月15日 |
株価暴落 |
池井戸潤 |
文藝春秋 |
1571 |
一風堂の爆破事件に関係する企業と銀行それに警察三つ巴の思惑を描く |
32 |
7月20日 |
めぐみ園の夏 |
高杉 良 |
新潮社 |
1500 |
企業小説と違い、両親の離婚で養護施設に入った子供達の成長物語・・・ |
33 |
7月31日 |
司馬遼太郎全講演〈3〉 |
司馬遼太郎 |
朝日文庫 |
660 |
再読 |
34 |
8月4日 |
孤独のすすめ 人生後半の生き方 |
五木寛之 |
中公新書 |
740 |
同年代といて共感すべきこと多し・・・ |
35 |
8月8日 |
司馬遼太郎全講演〈4〉 |
司馬遼太郎 |
朝日文庫 |
660 |
再読 |
36 |
8月15日 |
果つる底なき |
池井戸潤 |
講談社文庫 |
660 |
銀行員の不審な死に伴い次々起こる殺人事件に絡む銀行内の疑惑を暴く |
37 |
8月18日 |
色仏 |
花房観音 |
文藝春秋 |
1500 |
著者の奇想天外なドラマにはいつも感心させられる・・・ |
38 |
8月21日 |
日本中枢の狂謀 |
古賀茂明 |
講談社 |
1700 |
この著者には共感する所多し・・・既存の政党とは別のフォーラム4に賛成 |
39 |
8月25日 |
日本の「運命」について語ろう |
浅田次郎 |
幻冬舎文庫 |
500 |
講演録を読みやすく文章化した。作家が近現代史を中心に語ったもので興味深い |
40 |
9月2日 |
ピアニストだって冒険する |
中村紘子 |
新潮社 |
1500 |
雑誌連載のエッセイ集・・・幅広い分野で実に興味深い話題がいっぱい |
41 |
9月5日 |
日本思想の古層 |
梅原猛・川勝平太 |
藤原書店 |
1800 |
梅原猛と静岡県知事との対談・・・面白し |
42 |
9月7日 |
あなたの人生を、誰かと比べなくていい |
五木寛之 |
PHP |
1000 |
エッセイで人生について語る |
43 |
9月9日 |
応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱 |
呉座勇一 |
中公新書 |
900 |
ベストセラーとかで手に取ったが、特に興味なく走り読みで終わる |
44 |
9月9日 |
老いの才覚 |
曽野綾子 |
ベストセラーズ |
762 |
最近多い老後の生き方について論じる |
45 |
9月13日 |
不祥事 |
池井戸潤 |
講談社文庫 |
695 |
「花咲舞が黙っていない」のタイトルで新刊が出たので、旧作を再読する |
46 |
9月20日 |
花咲舞が黙ってない |
池井戸潤 |
中公文庫 |
740 |
最新刊、相変わらず痛快編・・・面白く堪能した |
47 |
9月28日 |
私のヴァイオリン 前橋汀子回想録 |
前橋汀子 |
早川書房 |
1500 |
生い立ちからソ連・ニューヨーク・スイスと修行の旅を回想する・・・興味津々 |
48 |
10月11日 |
病巣 巨大電器産業が消滅する日 |
江上剛 |
朝日新聞出版 |
1600 |
東芝の粉飾決算をはじめ経営の実態にドラマを通して鋭く描く |
49 |
10月15日 |
歴史に「何を」学ぶのか |
半藤一利 |
ちくまプリマ― |
680 |
歴史の重要性や面白さを論じる |
50 |
10月18日 |
人類哲学序説 |
梅原猛 |
岩波新書 |
760 |
草木国土悉皆成仏」の思想を基にした日本独自の哲学を創設する |
51 |
10月31日 |
若葉の宿 |
中村理聖 |
集英社 |
1600 |
京都の町屋旅館の孫娘の物語、昔ながらの生活ぶりが描かれる |
52 |
11月5日 |
逆襲される文明 日本人へⅣ |
塩野七生 |
文春新書 |
920 |
文春連載のエッセイ集 |
53 |
11月9日 |
「暴走する」世界の正体 |
宮崎学・佐藤優 |
SB新書 |
800 |
現代の世界情勢を論じるももう一つピンと理解できない・・・ |
54 |
12月5日 |
愛のかたち |
岸恵子 |
文藝春秋 |
1500 |
「愛のかたち」印象薄し・・・「南の国から来た男」印象深し・・・ |
55 |
12月8日 |
頼るな、備えよ 勁き日本へ! |
櫻井よしこ |
ダイヤモンド社 |
1500 |
論理が明快で分かり易い、反対の意見もあるが・・・ |
56 |
12月22日 |
キャスターという仕事 |
国谷裕子 |
岩波新書 |
840 |
キャスター23年間の記録・・・大変な仕事の様子が解る |
57 |
12月31日 |
国家の共謀 |
古賀茂明 |
角川新書 |
820 |
著者に共感を覚える・・「改革はするが、戦争はしない」政党が現れるのを希望する |