関西花の寺めぐり・高源寺


 高源寺は臨済宗中峰派の本山で広大な境内を有します。中国の杭州天目山で修行した遠谿祖雄が正中2年(1325年)に天目山に似ている兵庫県青垣町に開山したと伝えられます。天目カエデに彩られる「丹波のもみじ寺」として有名ですが、このお寺も11月19日に訪れた時は残念ながら散っていました。
 今年3月から始めた関西花の寺二十五ヵ所めぐりも高源寺で満願を迎えました。参拝したお寺で法話を聞き、次々に咲く花と出会い、またちょっと豪華なグルメを満喫した一年となりました。

                     【2015・11・20記】



惣 門
この門は織田信長による丹波攻めで焼き討ちにあった後、
当寺を再興する折に柏原織田藩より寄進されたもの


惣門を入ってからの参道


やっと山門が見えてきた


山 門
別名「紫凰楼」といい、階上には釈迦如来と十六羅漢を祀っている


佛 殿
当寺の中心をなす建物で、本尊「釈迦如来」をお祀りしている



心字の池
当寺庭園の中心をなす池


方丈に続く石段


方 丈
住職の住まいで、中には開山遠谿祖雄禅師や
中国の中峰国師・天皇
などをお祀りする開山堂もある


鐘 楼


大痩嶺
この筑山は中国の大痩嶺を模して樹木岩石が配置されている


三笑橋
この石橋の名前の由来は、中国虎谿にて三法師が
虎のなく声を聞いて大笑いした故事に基づくと言われている


三重塔



下りの参道(大分日も暮れてきた)





関西花の寺二十五ヵ所めぐり
満願記念にもらった色紙






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