関西花の寺・楞厳寺


 関西二府四県にわたる花がご縁の寺院が集まって、関西花の寺二十五ヵ所霊場会が結成されています。
 楞厳寺は京都府綾部市にあり、満々と水をたたえた池の畔、緑豊かな山を背にして庫裡が建っています。
 前日の雨も上がり天候にも恵まれた4月16日に訪れました。池を挟んで庫裡の対岸にある丘全体がミツバツツジの満開の時期を迎えて薄紅色に覆われていました。 
 遅咲きのボタン桜も咲き始めており春の花を満喫してきました。また楞厳寺は「丹波のカラス寺」という愛称でも親しまれています。それは明治時代の画家・長井一禾が庫裡の座敷ごとに春夏秋冬の季節に分けてカラスの襖絵を描いているからです。
                     【2015・4・18記】




楞厳寺の山門

楞厳寺の庫裡


石段を登ると本堂がある

楞厳寺の本堂

庫裡の正面、池の対岸にミツバツツジが群生している



満開のミツバツツジ

ボタン桜も咲き始めている



カラスの襖絵を描いた画家・長井一禾の筆塚

庫裡の座敷を飾る画家・長井一禾のカラスの襖絵






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