関西花の寺二十五ヵ所のひとつ・大阪府池田市にある久安寺は神亀２年(７２５年）行基菩薩の開創、天長年間に弘法大師により再興された「安養院」が前身とされる。楼門から仏塔まで３５０mにわたり真っすぐ延びる参道の東側には薬師堂、西側に本堂と阿弥陀堂があり、四方四仏の曼荼羅に整えられています。山々を背後にした１万坪に及ぶ境内には虚空園やバン字池など曼荼羅思想による庭があり、ボタンや紫陽花、ハス、紅葉など四季を通して花が絶えることはありません。７月１日に訪れた時は激しい雨降りとなりましたが、紫陽花が満開を迎えていました。　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【２０１５・７・３記】 「軒反り」という稀有な技法による美しい楼門 激しく降る雨も写り込んでいる 楼門を入ると満開の紫陽花が迎えてくれる 参道脇の紫陽花 本坊の山門 本堂とヒラドツツジ 御影堂 鐘　堂 薬師堂 普供養の庭 三十三所堂 虚空園 バン字池 仏塔に続く参道 仏塔（舎利殿涅槃堂） 朱雀池（善女像）