退職シニアの地域デビュー情報 2014年5月
栗東市治田学区では「はるたっこ広場」というユニークな活動が行われています。ボランティアスタッフの代表をされている小泉一夫氏から活動内容を聞きました。
近年子ども達が仲間達とともに自由に遊ぶ場所や時間が非常に制約されて来ています。そこでスタッフが集まり、心豊かなたくましい子供たちを育てることを目的として活動が始まりました。 きっかけは文部省の直轄事業として始まった「子どもふれあい広場」という居場所づくりでした。約4年間の試行を重ね継続され発展して、名称も「はるたっこ広場」として現在に至っています。
今年度の活動が丁度5月23日にスタートしました。1年生から4年生までの子供達が75名も参加していました。その模様を取材してきました。
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この活動は地域のスタッフと学校と保護者が一体となって取り組んでいるとのことで、小学校の校長も挨拶をされていました。
スタッフの紹介もありましたが、スタッフの最大の仕事は子ども達が怪我しないようにのびのびと自由に遊ぶのを見守ることです。
毎週金曜日の放課後から小学校の体育館や公民館の施設を借りて、子ども達を自由に遊ばせています。午後5時になると保護者の方が迎えに来て帰って行きます。
この日も早速参加者75名がボール遊びをする人、跳び箱をする人、なわとびをする人、かけっこする人など思い思いのグループに別れて、実に楽しく遊ぶ姿に感心しました。
他にも日によっては折り紙をしたり宿題をする人もあるそうです。
また、四季に応じた伝統的な行事(たなばた等)も取り入れているそうです。
この活動を通してスタッフが一番心に留めているのは、子ども達に怪我をさせず、みんなと仲良くのびのびと遊んでくれることです。
遊びを通して子ども達は成長し、人との関わりを学んでいくと思っています。
また、逆に子ども達からパワーをもらって、スタッフの皆さんも元気に毎日送れることに感謝しているそうです。
(文責:中嶋理文) |
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